犬がのびのび過ごせる庭に、日陰は本当に必要?結論から考えてみよう
「庭があるから、夏でも犬を自由に遊ばせてあげたい」——そう考える飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし、結論から言うと、犬が安心して過ごせる庭には“必ず日陰を含めた暑さ対策”が必要です。
庭全体が明るく開放的でも、日陰がなければ夏の庭は犬にとって危険な空間になりかねません。犬の庭づくりでは、見た目や使いやすさだけでなく、体への負担を減らす設計が欠かせないのです。

犬はなぜ庭の暑さに弱い?人との違いを知ろう
犬は人よりも体高が低く、地面からの照り返しを強く受けます。人工芝やタイル、コンクリートなどの床材は太陽熱を蓄えやすく、真夏には表面温度が非常に高くなります。
さらに犬は汗をかくことができず、呼吸によって体温を調節します。そのため、暑さがこもる庭では短時間でも体調を崩すリスクがあります。犬の庭における暑さ対策は、「あれば安心」ではなく「必須条件」と考えることが大切です。

犬の庭に日陰をつくる方法にはどんな選択肢がある?
犬の庭の日陰づくりには、プロ施工だけでなくDIYで対応できる方法も多くあります。まずは、手軽に取り入れやすい方法から考えてみましょう。
たとえば、
♦シェードやオーニングを後付けして直射日光を遮る
♦市販のタープやサンシェードを柱やフェンスに固定する
♦パラソルを使って一時的な日陰をつくる
といった方法は、DIY初心者でも比較的挑戦しやすい日陰対策です。庭の形や使い方に合わせて、影ができる位置を試しながら調整できるのもDIYのメリットです。
一方で、パーゴラやテラス屋根、常設の屋根付きデッキなどは、エクステリアとしての完成度が高く、長期間安心して使える方法です。DIYとプロ施工、それぞれの特徴を理解したうえで、「どこまで自分でやるか」を決めることが、後悔しない庭づくりにつながります。

後付けの日陰対策で失敗しやすいポイントとは?
「とりあえず日除けをつければ大丈夫」と考えてしまうと、思わぬ失敗につながることがあります。
よくあるのは、
♦風であおられやすく、固定が甘い
♦ロープや柱に犬が引っかかる
♦影の位置が変わり、使えない時間帯が多い
といったケースです。犬の庭の日陰は、見た目以上に安全性と配置計画が重要です。後付けの場合ほど、「犬が走っても安心か」という視点で確認する必要があります。
日陰+床材で考える、犬のための暑さ対策
日陰対策は、屋根やシェードだけで完結するものではありません。庭の床材も、暑さ対策の重要な要素です。
人工芝やタイルは、種類や施工方法によって熱のこもり方が大きく異なります。犬がよく歩く場所、伏せをする場所には、熱くなりにくく、足腰にやさしい素材を選ぶことで、夏場の負担を大きく減らすことができます。
日陰と床材をセットで考えることが、プロが行うエクステリア設計の基本です。
DIYとプロ施工、どちらが犬の庭に向いている?
日陰づくりは、すべてをプロに任せなくても問題ありません。簡易的な日陰や、使う時間が限られている場所であれば、DIYで十分対応できるケースも多くあります。
たとえば、
♦夏の数か月だけ使いたい
♦犬の成長や暮らし方に合わせて位置を変えたい
♦まずは様子を見ながら試したい
といった場合は、DIYの日陰づくりが向いています。自分で調整しながら改善できる点は、DIYならではの魅力です。
一方で、庭全体のバランスや耐久性、安全性まで考える場合は、プロの視点が役立つ場面も少なくありません。
簡易的な日陰であればDIYでも対応できますが、庭全体のバランスや耐久性、安全性まで考えると、プロの視点が役立つ場面も少なくありません。
特に、
♦日陰・床材・水場を組み合わせたい
♦庭を長く安全に使いたい
♦犬の年齢変化も見据えたい
といった場合は、犬の行動を前提に設計できるエクステリアの専門家に相談することで、後悔のない庭づくりにつながります。

まとめ:犬の庭の日陰対策は、エクステリア全体で考えよう
犬がのびのび過ごせる庭には、必ず暑さから逃げられる場所があります。日陰は、その中心となる存在です。
後付けでも対策は可能ですが、配置・安全性・床材との相性まで含めて考えることで、庭は犬にとって本当に安心できる場所になります。
犬にやさしい庭やエクステリアの暑さ対策に迷ったときは、犬と暮らす住まいを熟知した専門家に相談してみてください。犬と住まいる協会の加盟店紹介ページでは、犬目線で庭づくりを考えてくれる施工店を探すことができます。
https://inutosumai.com/message/

