犬の庭に人工芝は本当に快適?天然芝との違いと後悔しない選び方


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犬の庭に人工芝を選んでも大丈夫?

「犬が気持ちよく歩ける庭にしたい」と考えたとき、人工芝はとても魅力的な床材のひとつです。
一年中見た目がきれいで、泥汚れが少なく、お手入れが楽そう——そんな理由から選ぶ飼い主さんも増えています。

一方で、「滑らない?」「夏は熱くならない?」「トイレはどうなるの?」といった不安の声も少なくありません。
人工芝は選び方と施工次第で、犬にとっての快適さが大きく変わる床材でもあります。

この記事では、犬目線で人工芝のメリット・注意点を整理しながら、天然芝との違い、後悔しないためのポイントをわかりやすく解説します。


庭でくつろぐ犬達

犬が歩く庭の床材として、人工芝はどんな特徴がある?

人工芝の最大の特徴は、「状態が安定していること」です。
雨が降ってもぬかるみにくく、芝が剥げてしまう心配もありません。

犬の庭に人工芝を使う場合、次のようなメリットがあります。

  • 足が汚れにくく、室内に泥を持ち込みにくい
  • 芝生のような見た目で、庭全体が明るくなる
  • 雑草対策になり、管理の手間が減る
  • 掘り癖がある犬でも地面が荒れにくい

特に室内飼い中心のご家庭では、「散歩後の足洗いが楽になった」「雨の日でも庭に出しやすい」という声も多く聞かれます。


人工芝は犬にとって滑らない?ケガを防ぐための注意点

人工芝を検討する際、必ず確認したいのが滑りにくさです。
見た目が芝生に近くても、製品によってクッション性や摩擦力は大きく異なります。

犬が走ったり、急に方向転換したりするとき、滑りやすい床材は関節や足腰に負担をかけてしまいます。

チェックしたいポイントは、

  • 芝丈が短すぎないか
  • 芝葉が硬く、ツルツルしていないか
  • 下地にクッション材が使われているか

とくにシニア犬や小型犬は、滑りが原因で転倒しやすいため注意が必要です。
「人が歩いて問題ない」ではなく、「犬が走っても安心か」という視点で選ぶことが大切です。


夏の庭で人工芝は熱くならない?日陰との組み合わせが重要

人工芝は天然芝に比べて、表面温度が上がりやすいという特徴があります。
真夏の直射日光を受けると、肉球に負担がかかるほど熱くなることも。

そのため、人工芝を使う場合は、

  • 日陰をつくる(シェード・パーゴラ・植栽など)
  • 朝夕の涼しい時間帯に使う
  • 庭全体を人工芝にせず、土やタイルと組み合わせる

といった工夫が欠かせません。

床材単体で考えるのではなく、「犬がどこで休めるか」「逃げ場の日陰があるか」まで含めて庭を設計すると、夏でも快適に過ごしやすくなります。


日陰で涼む犬

犬のトイレ問題。人工芝は掃除しやすい?

「人工芝でトイレをしても大丈夫?」という質問もよく聞かれます。
結論から言うと、排水と下地処理がきちんとされていれば可能です。

ただし注意点もあります。

  • 水はけが悪いと臭いが残りやすい
  • 下地が土のままだと、尿が染み込みやすい
  • 定期的な水洗い・消臭ケアが必要

犬が決まった場所で排泄する場合は、
人工芝+排水性の高い下地+トイレスペースの明確化
といった設計をすることで、管理しやすくなります。

DIYで敷いた人工芝では、この下地処理が不十分なケースも多いため注意が必要です。


天然芝と人工芝、犬にとってどちらが向いている?

人工芝と天然芝は、どちらが優れているというより、犬の性格や暮らし方によって向き・不向きが分かれます

天然芝が向いているケース

  • 土や草の感触が好きな犬
  • 日陰が多く、芝が育ちやすい庭
  • 定期的な手入れを楽しめる

人工芝が向いているケース

  • 足の汚れを減らしたい
  • 掘り癖がある
  • 共働きなどで管理の手間を減らしたい

「全部人工芝」「全部天然芝」と決めつけず、
走る場所・休む場所・トイレの場所で床材を使い分けるのも、犬にやさしい庭づくりのひとつです。


飼い主と触れ合う犬

人工芝選びで失敗しやすいポイントとは?

後悔の声で多いのは、

  • 見た目だけで選んでしまった
  • 価格重視でクッション性を見落とした
  • DIYで下地処理が甘かった

といったケースです。

人工芝は「敷けば完成」ではなく、
犬が毎日歩き、走り、寝転ぶ場所になる床材。
だからこそ、素材選びと施工の質がとても重要になります。


犬が気持ちよく歩ける人工芝の庭をつくるために

人工芝は、正しく選び、正しく施工すれば、犬にとっても飼い主さんにとっても心強い床材になります。
ただし、滑り・熱・排水・下地といったポイントは、経験がないと判断が難しい部分でもあります。

「うちの犬にはどんな床材が合うんだろう?」
「人工芝にしたいけど、安全面が少し不安…」

そんなときは、犬の行動を前提に庭づくりを考えてくれる専門店に相談してみるのもひとつの方法です。

犬にやさしい床材や施工の相談は、犬と住まいる協会の加盟店紹介ページから探すことができます。
愛犬の年齢や性格に合った庭づくりのヒントが、きっと見つかります。
https://inutosumai.com/message/

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