犬の庭に植栽は必要?落ち着くエクステリアをつくるための基本ガイド

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犬がほっとできる庭に植栽は必要?結論から考えてみよう

「庭はあるけれど、愛犬がなかなか落ち着かない」「外の音や人影に反応してしまう」——そんな悩みを感じたことはありませんか。結論から言うと、犬が安心して過ごせる庭づくりには、植栽を含めたエクステリア設計が欠かせません。
床材やフェンスだけを整えても、視界や刺激が強すぎる庭では、犬は常に緊張した状態になってしまいます。植栽は、犬の庭に“やわらかさ”と“気持ちの余白”をつくる、大切な役割を担っています。


庭にいる犬

犬はなぜ植栽のある庭で落ち着きやすい?

犬はとても感覚の鋭い動物です。視界が開けすぎている庭では、通行人や車、風で揺れるものなど、あらゆる刺激が気になり、落ち着かなくなってしまいます。
植栽があることで視線がやわらかく遮られ、外部からの刺激が緩和されます。また、自然の匂いや風に揺れる葉の動きは、犬の気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。犬にとって植栽は、単なる装飾ではなく「安心できる環境」をつくる要素なのです。

犬の庭づくりにおいて、植栽はエクステリアの一部

植栽はガーデニング要素として考えられがちですが、犬の庭ではエクステリアの一部として捉えることが重要です。フェンスや門扉、床材と同じように、植栽も庭の機能を支えています。
とくに、目隠し効果のある植栽は、犬の吠えや警戒行動を和らげる役割を果たすことがあります。完全に視界を遮るのではなく、やわらかく区切ることで、犬は安心して庭にいられるようになります。

庭で散歩中の女性と犬

犬の庭に向いている植栽の考え方とは?

犬の庭に取り入れる植栽は、見た目の美しさよりも「安全性」と「管理のしやすさ」が大切です。
選ぶ際の基本的な考え方としては、

♦成長が穏やかで、剪定しやすい

♦トゲや硬い葉がなく、犬が触れても安心

♦落葉や実が少なく、掃除の負担が少ない

といった点が挙げられます。背の高い木だけでなく、低木や中低木を組み合わせることで、犬目線でも落ち着きやすい空間になります。


植栽の配置で変わる、犬の行動と安心感

同じ植栽でも、配置によって犬の過ごしやすさは大きく変わります。
たとえば、

♦フェンス沿いに植えて視線をやわらかく遮る

♦庭の端に植えて、犬が逃げ込める落ち着く場所をつくる

♦走る動線や遊ぶスペースには植えすぎない

といった配置が基本です。犬の行動を観察しながら、「どこで立ち止まりやすいか」「どこで休みたがるか」を基準に考えることが、失敗しないポイントです。

オモチャをくわえて走る犬

植栽は日陰・暑さ対策としても役立つ

植栽は、犬の庭の暑さ対策としても重要な役割を果たします。直射日光を完全に遮らなくても、木陰があるだけで体感温度は下がります。
シェードや屋根と比べて、植栽による日陰は自然で、庭全体の雰囲気もやわらかくなります。日陰づくりと景観づくりを同時に考えられる点も、植栽の大きなメリットです。

DIYとプロ設計、どちらが犬の庭に向いている?

小規模な植栽であればDIYでも取り入れやすい一方、庭全体のバランスや将来的な成長を考えると、プロの視点が役立つ場面もあります。
とくに、

♦目隠しを兼ねた植栽計画

♦フェンスや床材と組み合わせた設計

♦長く安全に使える庭を考えたい

といった場合は、犬の行動を前提に考えられる専門家に相談することで、後悔の少ない庭づくりにつながります。

芝生の上で休んでいる犬

まとめ:植栽は犬の庭を「落ち着ける場所」に変える

犬がほっとできる庭には、刺激を和らげる工夫があります。植栽は、その中心となる存在です。
装飾としてではなく、犬の安心感を支えるエクステリアの一部として植栽を考えることで、庭は犬にとって本当に心地よい場所になります。

犬にやさしい植栽選びや配置、庭全体のエクステリア計画に迷ったときは、犬と暮らす住まいを理解した専門家に相談してみてください。犬と住まいる協会の加盟店紹介ページでは、犬目線で庭づくりを考えてくれる施工店を探すことができます。
https://inutosumai.com/message/

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